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衛生管理者の試験対策と過去問!労働衛生(有害業務に係るもの以外)について。 

衛生管理者の試験は3つの分野から構成されています。

そのうちの1つである労働衛生について、私が触れた過去問をご紹介してゆこうと思います。

 

毎回決まって出題される問題や、出題頻度が高い問題、出題頻度が低くマニアックな問題などを纏めましたので受験予定の方は是非参考にしてください。

 

労働衛生には

  • 有害業務に係るもの
  • 有害業務に係るもの以外

の2種類があり、今回は有害業務に係るもの以外ついてとなります。

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目次

最初に

今回は『有害業務に係るもの以外』となりますので、第一種衛生管理者と第二種衛生管理者の両方の試験範囲となります。

 

各問題の出題頻度ですが、過去6回分の過去問に出題されたものから

出題頻度が

  • 低い   ➡6回中1回出題
  • やや低い ➡6回中2回出題
  • 普通   ➡6回中3回出題
  • やや高い ➡6回中4回出題
  • 高い   ➡6回中5回出題
  • 非常に高い➡6回中6回出題

としています。

是非、参考にしてください。

労働衛生とは

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有害業務に係る労働衛生では、特定の業務を行うに際し当たっての規定や想定されるリスクについてが出題されました。

今回の有害業務に係る以外のものとしては

  • 事業者が労働者に講じる措置
  • 一般業務での規定
  • 疾患の特徴や対策

となります。

割合では疾患などの医療面がやや多く出題されます。

『医療』と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、一般的な知識が問われる程度ですので、実は比較的簡単に得点に結びつき易い分野かと思います。

健康保持増進対策

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は普通です。

事業者が労働者の健康保持に対して行う措置や、それに関わる専門職の業務内容などが問われます。 

過去問と選択肢

各専門職の業務内容について、専門職と業務内容が入れ替わっていたりする事が多くあります。

健康保持増進対策
  • 事業場内健康保持増進体制の整備については、健康保持増進計画で定められる。
  • 継続的かつ計画的に行うため、労働者の健康の保持増進を図る為の基本的な計画である健康保持増進対策を策定する。
  • 計画で定める事項には、事業者が健康保持増進を積極的に推進する旨の表明に関する事が含まれる。
産業医
  • 健康測定の実施計画の評価、運動指導を行うための指導票の作成を行う。
  • 健康保持増進措置を実施するスタッフに対して指導を行う。
  • 個々の労働者に対しての指導は行わない。
産業栄養指導担当者
  • 個々の老僧者に栄養指導を行う。
産業保健指導担当者
  • 喫煙、飲酒の指導、教育を行う。
運動指導担当者
  • 健康測定の結果に基づき、個々の労働者に対して具体的な運動プログラムを作成し、運動実施を行うに際しての指導を行う。
指導実施スタッフ
  • これらのスタッフの全てを確保する事が困難な場合は、外部の機関に委託する事が可能である。

4つのメンタルヘルスケア

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は普通です。

事業所がメンタルヘルスケアについて定める計画や、事業者が推進するケアについてが問われます。

過去問と選択肢

4つのケアについては誤った組み合わせの中から正しい選択肢を選ぶ、といった問題が多く見られます。

各ケアの特徴をしっかりと押さえておけば問題ありません。

4つのメンタルヘルスケア
  1. セルフケアは、労働者が自身のストレスや心の健康について理解し、自らのストレスの予防・対策を行うことである。※家族によるケアではない。
  2. ラインによるケアは、管理監督者によるケアであり、環境などの改善や労働者からの相談対応である。
  3. 事業所内の産業保健スタッフによるケアは、産業医と衛生管理者が心の健康づくり対策の提言や相談を行うものであり、労働者や管理者に対して支援すものである。
  4. 外資源によるケアは、専門的な知識を有する事業所以外の期間・専門家を活用し支援を受ける事である。
心の健康づくり計画
  • 各事業所における労働安全衛生に関する計画の中に位置づけられる。
  • 策定については、衛生委員会または安全衛生委員会において十分に調査審議を行う。
  • 事業者がメンタルヘルスケアを積極的に推進するため、表明に関する事を定める。
  • メンタルヘルスケアを中長期的視点に立って継続的・計画的に行う為に策定するものである。

VDT作業

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は普通です。

PC作業、つまり液晶画面を見る業務に就いての規定が問われます。

過去問と選択肢

各既定の特徴が問われ、数値の部分の誤りを見つけ出すといった問題が多く出題されます。

ディスプレイ
  • 概ね40㎝以上の視距離の確保、画面の上端が眼と同じ高さかやや下にする。
  • 照度は500ルクス以上とする。
書類・キーボード
  • 照度は300ルクス以上とする。
単純作業及び拘束型のVDT作業
  • 一連続作業時間が1時間を超えない様にする。
  • 次の連続作業までの間に10~15分の休止時間を設ける。
  • かつ一連続作業時間内において1~2階の小休止を設ける。
VDT作業健康診断
  1. 業務歴の調査
  2. 既往歴
  3. 自覚症状
  4. 眼科
  5. 筋骨格

の診断がある。

下肢の運動機能調査は行われない。

一般の健康診断の際に併せて実施しても良い。

喫煙対策の為のガイドライン

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は低いです。

喫煙者に対する措置や事業所の環境整備などについてが問われます。

細かな数値などが出題される事がありますが、出題される頻度は極めて低いので割愛させて頂きます。

過去問と選択肢

喫煙者にとっての事業所の環境整備の内容が出題されます。

テキストや過去問をサラッと読む程度で事足りるかと思います。

事業者が講ずるべき快適な職場環境形成のための措置

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は低いです。

事業を行うに際して、事業者が行う事業所の環境整備などについてが問われます。

出題される頻度は極めて低いので割愛させて頂きます。

過去問と選択肢

事業所の環境整備の内容が出題されます。

テキストや過去問をサラッと読む程度で事足りるかと思います。

健康測定

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出題頻度と問われる部分

出題頻度はやや低いです。

事業者が行う健康測定の内容やそれに関わる専門職の業務などが問われます。 

過去問と選択肢

前項でご紹介した健康保持増進対策の少し掘り深めた部分が出題されます。

目的や検査内容など、特徴を抑えておけば問題ないかと思います。

健康測定の特徴
  • 健康障害や疾病を早期に発見する事が目的ではない。
  • 結果に基づき、必要と判断された場合や労働者が希望する場合はメンタルヘルスケアを行う。
結果に基づく栄養指導
  • 食生活上、問題があると認められた労働者に対して栄養の摂取量、食習慣や食行動の評価と改善の指導がある。
結果に基づく保健指導
  • 勤務形態や生活習慣によって生じる健康上の問題を解決する為、睡眠・喫煙・飲酒・口腔保持などの生活指導が含まれる。
運動機能調査
  • 筋力・柔軟性・平衡性・敏捷性・全身持久性の検査をするもの。
生活状況調査
  • 仕事の内容、通勤の状況、趣味、習慣、食生活を調べるもの。

出血及び止血

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出題頻度と問われる部分

出題頻度はやや高いです。

各出血の概要と、それに対する止血の概要が問われます。

過去問と選択肢

問われる部分はほぼ決まっているので、 各出血と各止血方法をしっかりと学習すれば難しい問題であありません。

止血について
  • 応急手当としては、直接圧迫法が良い。
  • 感染防止のため、ビニール袋や手袋を着用し、直接触れない様にする。
直接圧迫法
  • 出血部を直接圧迫するもの。
  • 最も簡単で効果的である。
間接圧迫法
  • 出血部より心臓に近い部分の動脈を圧迫する方法。
動脈性出血
  • 傷口から勢いよく衝動的に噴き出るもの。※ゆっくりではない。
  • 細いゴム紐など、止血帯を用いて止血する。
静脈性出血
  • 傷口からゆっくり持続的に湧き出る出血である。
内出血
  • 胸腔、腹腔などの体腔内や皮下などの軟部組織への出血で、血液が体外に流出しないもの。
その他
  • 体内の全血液の3分の1が急激に失われると生命の危険となる。
  • 血液は体重の13分の1である。

骨折

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は普通です。

骨折の種類や特徴、対処方法などが問われます。 

過去問と選択肢

出題される部分はほぼ決まっているので、特徴や対処方法を重点的に学習しましょう。

完全骨折
  • 完全に折れているもの。
  • 骨折端同士がが擦れ合う軋轢音、変形がある。 
不完全骨折
  • ひびの入った状態のもの。
単純骨折
  • 皮下の骨折で皮膚に損傷がない。
  • 一ヶ所で折れているものではない。
複雑骨折
  • 開放骨折のこと。
  • 骨の折端が外に露出し開放状態のもの。
固定
  • 骨折した部分が変形していても、そのままの状態を保持して直近の関節部を含めた広い範囲を固定する。
  • 先端が手足の先より長くする。
脊椎損傷が疑われる場合の移動
  • 硬い板の上に乗せて行う。
その他
  • 皮膚から突出している骨は戻してはならない。
  • 骨折部位は動かさない。

一次救命処置

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は普通です。

緊急時の対応方法や、受傷者への処置の方法が問われます。 

過去問と選択肢

具体的な数値や細かい知識が問われる部分がありますが、問われる部分が以外に幅広くありますので各自要点を絞って覚える事が得策だと思います。

口対口呼吸
  • 鼻をつまみ、1回の吹込みに約1秒かけて胸の盛り上がりが見える程度まで吹き込む。
胸骨圧迫
  • 胸が約5㎝沈む強さで1分間に100~120回のテンポで行う。 
AED
  • 電気ショックを行った後や、電気ショックが不要と判断された時は音声メッセージに従い、胸骨圧迫を再開し心肺蘇生を続ける。
気道確保
  • 仰向けに寝かせた受傷者の顔を横から見る位置に座り、片手で受傷者の額を抑えながら、もう一方の指先を受傷者の顎の先端に当てて持ち上げる。
心肺蘇生
  • 胸骨圧迫30回に人工呼吸2回を繰り返し行う。
  • 普段通りの呼吸の有無の確認は10秒以内に行う。
  • AEDを使っていても必要である。
その他の受傷者への対応
  • 反応が無い場合は大声で叫んで周囲に注意喚起し、協力者を買う穂する。
  • 協力者がいる場合は119番やAEDの手配を依頼する。
  • 反応はないが、普段通りの呼吸をしている受傷者で嘔吐・吐血があれば回復体位(横向き)を取らせる。

健康診断

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は低いです。

主に健康診断で行われる診断内容について問われます。

出題される頻度は極めて低いので割愛させて頂きます。

過去問と選択肢

テキストや過去問をサラッと読む程度で事足りるかと思います。

参考として、尿酸、血清トリグリセライド、HDLコレステロールなどについてが問われます。

食中毒

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は非常に高いです。

ほぼ毎回出題される部分となります。

食中毒の原因となるウイルスの特徴が問われます。

過去問と選択肢

食中毒の原因となるウイルスの特徴や、それにより引き起こされる症状を選択する事となります。

ノロウイルス
  • 手指、食品などを介して傾向で感染する。
  • 食品で増殖せず、毒素は出ない。
  • 腸管で増殖し、嘔吐・下痢・腹痛・発熱・胃腸炎が引き起こされる。
  • 冬季の発生が多い。
  • 熱に弱い。
  • 潜伏期間は1~2日である。
  • エタノール・石鹸はあまり効果はない。
O-157(O-111)
  • ベロ毒素を産生する大腸菌
  • 腹痛・出血を伴う水様性の下痢がある。
ボツリヌス菌
  • 缶詰・真空パックなど酸素の少ない食品中で増殖する。
  • 神経毒を産生し、筋肉麻痺を引き起こす。
毒素系食中毒
感染症食中毒

熱傷

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出題頻度と問われる部分

出題頻度はやや低いです。

熱傷、つまり火傷の特徴や症状、処置の方法について問われます。 

過去問と選択肢

出題頻度は低いながらも、出題された場合はほぼ決まった部分が出題されますので覚えておいて損はありません。

分類と水疱の部分くらいは覚えておきましょう。 

分類
  • 熱傷はⅠ~Ⅲに分類される。
水疱
  • Ⅱ類に分類される。
  • 強い痛みと灼熱感がある。
  • やぶってはいけない。
熱傷面
  • すぐに水をかけて冷やすのが応急手当のポイント。
  • 範囲が広い場合、全体を冷却し続ける事は低体温となるので注意。
化学薬品による熱傷
  • 中和はせず、水で洗い流す。
高温のアスファルト、タールによる熱傷
  • 水をかけて十分に冷やし、医療機関で鳥の像いてもらう。
その他の特徴や対処方法
  • 衣類を脱がす場合は熱傷面に付着している衣類は残して、その周囲の部分だけを切り取る。
  • 45℃程度の熱源への長時間接触による低温熱傷は、一見軽度そうに見えても熱傷深度は深く難治性の場合が多い。

虚血性心疾患

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は普通です。

主に狭心症心筋梗塞についてが問われます。 

過去問と選択肢

狭心症心筋梗塞について違いをしっかりと学習しておきましょう。

分類
危険因子
運動負荷心電図検査
  • 心筋の異常、不整脈の発見
  • 虚血性心疾患の発見

の2つに役立つものである。

狭心症
  • 心臓の血管の一部の決了うが一時的に悪くなるもの。
  • 心筋の一部分に 可逆性虚血が起こるもの。
  • 痛みの場所は心筋梗塞とほぼ同じだが、発作の続く時間は通常数分程度で、長くても15分以内が多い。
心筋梗塞
  • 不可逆的な心筋壊死が起こるもの。

脳血管障害

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出題頻度と問われる部分

出題頻度はやや低いです。

主に脳梗塞の特徴や種類、分類についてが問われます。 

過去問と選択肢

分類と種類はよく問われますので、各特徴を押さえておきましょう。

分類
  • 出血性病変
  • 虚血性病変

の2つに分類される。

出血性の分類

の2つに分類される。

虚血性脳梗塞

の2つに分類される。 

最後に

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今回は有害業務に係る以外の労働衛生についてご紹介しました。 

前回の『有害業務に係るもの』に比べると、一般的常識的な部分も多くあるため、比較的イメージし易かったのではないでしょうか。

 

ただし、出題頻度が高い問題以外の問題は出題頻度が区々なのでポイントが絞り難く、幅広く学習が必要になるかと思います。 

この分野は過去問だけに頼らず、テキストをあっさりでも良いので読み返すことをお勧めします。

 

最後に衛生管理者についてや、基本的な勉強方法などの記事も過去にアップしていますので、興味のある方は是非参考にしてください(^^)

www.320life.work

www.320life.work

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