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衛生管理者の試験対策と過去問!労働生理について。 

衛生管理者の試験は3つの分野から構成されています。

そのうちの1つである労働生理について、私が触れた過去問をご紹介してゆこうと思います。

 

毎回決まって出題される問題や、出題頻度が高い問題、出題頻度が低くマニアックな問題などを纏めましたので受験予定の方は是非参考にしてください。

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目次

最初に

今回の労働生理は分類すると『有害業務に係るもの以外』となりますので、第一種衛生管理者と第二種衛生管理者の両方の試験範囲となります。

そもそもこの労働生理については共通科目となり、分類はされていませんので必ず学習が必要という訳です。

 

各問題の出題頻度ですが、過去6回分の過去問に出題されたものから

出題頻度が

  • 低い   ➡6回中1回出題
  • やや低い ➡6回中2回出題
  • 普通   ➡6回中3回出題
  • やや高い ➡6回中4回出題
  • 高い   ➡6回中5回出題
  • 非常に高い➡6回中6回出題

としています。

是非、参考にしてください。

労働生理とは

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今回ご紹介する労働生理についてですが、一言で言えばズバリ医療分野となります。

医療と言えばどうしても身構えてしまうかもしれませんが、専門的な薬品や設備などと比べて遥かに私達に身近な内容となりますので、イメージはし易いかと思います。

 

具体的には

  • 血液や各臓器、循環器の役割や特徴
  • 生命活動を維持する身体の働き
  • その他、各器官の役割や特徴など

となります。

 

個人的には難しそうに感じる反面、実は一番単純で得点に結びつき易く、出題頻度も高いものが多いので一番力を入れて良い項目かと思います。

血液

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は高いです。

血液の特徴やそれに関わるものについてが問われます。

学生時代に一度は耳にした事がある内容ですし、出題頻度が高いので要チェックです。 

過去問と選択肢

選択肢の中から正しい特徴の組み合わせを選択することとなります。

血液の特徴
血液の有形成分
  • 赤血球、白血球、血小板がある。
  • 赤血球は酸素を組織に供給する。
  • 白血球は細菌や異物の侵入を防止する。
  • 血小板は止血の機能がある。
赤血球の特徴
  • 骨髄で産生され、寿命は120日。
  • 血球の中で最も多い。
白血球の特徴
  • 好中球は、白血球の約60%を占める。
  • リンパ球は、Tリンパ球がウイルスの攻撃をし、Bリンパ球が抗体を産生し、免疫反応に関与する。
血小板の特徴
  • 血液凝固の促進があり、止血作用に関係する。
  • 直径2~3㎚不定形細胞である。
血漿の特徴
  • 血漿中の蛋白質のうち、アルブミンは血液の浸透圧に関与している。
  • 凝固は、結晶中の水溶性蛋白質であるフィブリンがフィブリノーゲンに変化するものである。
  • 凝集反応は、2人の血液を混ぜ、お互いの赤血球が集合し固まる事である。
ヘマトクリット
  • 血液中の赤血球の割合の事である。
  • 血液容積に対する赤血球の相対容積。
  • 貧血になると値は低くなる。 

心臓と血液循環

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は非常に高いです。

ほぼ毎回出題され、心臓の役割やサイクル、血液の循環についてが問われます。 

過去問と選択肢

心臓の特徴も大事ですが、血液の循環については頻出されますので違いをしっかりと把握しておきましょう。

心臓の特徴
  • 心臓の中にある洞結筋で発生した刺激が、刺激伝達系を介して心筋に伝わる事により心臓は規則正しく収縮と拡張を繰り返している。
  • 心臓の拍動は自律神経の支配を受けている。
  • 心筋は意思と無関係に動く不随筋であるが、横紋筋に分類される。
  • 平滑筋ではない。
血液の循環
  • 体循環は、左心室から大動脈に入り、毛細血管を経て静脈血となり右心房に戻って来る血液の循環のことである。
  • 肺循環は、右心室から肺動脈を経て肺の毛細血管に入り、肺静脈を通って左心房に戻って来る血液の循環のことである。 

肝臓

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出題頻度と問われる部分

出題頻度はやや低いです。

主に肝臓の働きについて問われます。 

過去問と選択肢

特徴は箇条書きなどで、あっさりと覚えてしまえば楽に対応できます。

肝臓の働き
  • コレステロールの合成、脂肪酸の分解
  • グリコーゲンの合成・分解
  • 胆汁の生成
  • 尿素の合成
  • アルコールなどの有害物の分解
  • 乳酸の処理(合成ではない)
  • 赤血球は生産しない

腎臓

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は非常に高いです。

腎臓に関わる各組織などの働きについてが問われます。 

過去問と選択肢

各組織について細部まで問われるため、注意しないと誤っている部分をスルーしてしまいがちな問題が数多く出題されます。

特徴・役割などはしっかりと学習しておきましょう。

腎臓の特徴・働き
  • 尿の生成・排出により、体内の水分量やナトリウムなどの電解質の濃度を調整し、生命活動により生じた不要な物質を排出する。
  • 背骨の両側に左右一対あり、それぞれの腎臓から1本づつ尿管が出ていて膀胱に繋がっている。
糸球体
腎小体
  • 糸球体から血液中の血球及び蛋白質以外の成分がボウマン嚢に濾し出され、原尿が生成される。
尿細管
  • 原尿に含まれる水分及び必要な成分が血液中に再吸収され、残りが尿として生成される。
尿
  • 淡黄色の液体で固有の臭気を有し、弱酸性である。
  • 95%は水分で、5%は固形物である。
  • これらの成分が健康状態をよく反映されるので、尿検査は広く使用される。
血中の老廃物
  • 尿細管から原尿中に濾し出される。 

呼吸

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は非常に高いです。

呼吸の種類や呼吸の為の身体のサイクルなどが問われます。 

過去問と選択肢

呼吸運動や呼吸の種類についてが頻出されます。
特徴を押さえておけば比較的得点に繋がり易いかと思います。 

呼吸とは
  • 横隔膜が下がり胸腔の内圧が低くなるにつれ、鼻腔・気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気の流れの事である。
呼吸運動
  • 横隔膜、肋間筋などの呼吸筋が収縮と弛緩をすることで胸腔内の圧力を変化させ、肺を受動的に伸縮させることで行われる。
呼吸の種類
  • 外呼吸とは、肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管との血液で行われるガス交換のことである。
  • 内呼吸とは、全身の毛細血管の血液が各組織胞に酸素を渡し、二酸化炭素を受け取るガス交換のことである。
呼吸の筋肉
  • 延髄にある呼吸中枢により支配されている。
呼吸中枢
  • 興奮性を維持するために、常に一定以上の二酸化炭素が血液中に含まれていることが必要である。
成人の呼吸数
  • 1分で16~20回。
  • 食事、入浴による発熱で増加する。

神経系

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は非常に高いです。

身体の動きや生命活動に関与する神経の特徴や種類、役割などが問われます。

過去問と選択肢

問われる部分はほぼ決まっていますが、重要な項目であるが故に幅広く出題されることもあります。

ポイント以外にもあっさりとテキストに目を通す様にする事をお勧めします。

ニューロン
  • 神経系を構成する基本的な単位である神経細胞
  • 1個の細胞体1本の軸索、および複数の樹状突起から成る。
末梢神経
  • 神経細胞が集合している部分を神経節と呼ぶ。
  • 性神とは、運動及び感覚に関与する。
  • 自律神経とは、呼吸・循環に関与する。
中枢神経
  • 大脳の皮質は、神経細胞の細胞体が集まっている灰白質である。
  • 大脳皮質の外側は、感覚志向などの作用を支配する中枢として機能する。
交感神経と副交感神経
  • 各種臓器において双方の神経が分布し、相反する作用を有している。
消化管
  • 交感神経は運動の抑制
  • 副交感神経は運動の促進 

体温調整

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は普通です。

身体が自然に行っている体温調整について、その仕組みが問われます。

過去問と選択肢

出題頻度がそこまで高くないので、出題される文言はほぼ決まっています。

ポイントを押さえておけば難しい問題ではないかと思います。

体温調整中枢
  • 間脳の視床下部にある。
  • 産熱と放熱、バランス維持、体温を一定に保つ。
ホメオタシス
  • 外部環境が変化しても身体内部の状態を一定に保つしくみ。
  • 高温に晒されると、血管を拡張し血液量を増加させ、体内からの産熱を減らす。
  • 寒冷に晒されると、血管を収縮させ血液量の減少、体外への放熱を減らす。
不感蒸泄
  • 皮膚表面や呼気から水分が失われること。

 

視覚

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は普通です。

眼球の構成や仕組み、各組織の役割が問われます。

過去問と選択肢

水晶体と硝子体の部分は頻繁に出題され、特徴が入れ替わっている場合があります。

各組織の正しい特徴を選択する問題が多く見られます。

水晶体
  • レンズの役割であり、厚さを変化させ結像させる。
硝子体
  • 水晶体の後方にある。ゼリー状で光の屈折とショックの吸収をする。
網膜
  • 錐状体が、明るい場所で色を感じる。
  • 杆状体が、暗い場所で光を感じる。
暗順応
  • 明るい所から急に暗い所に入ると、最初は見えにくいが徐々に慣れてくるもの。
乱視
  • 角膜が歪んでおり、表面に凸凹があるため眼軸に異常がなくとも物体の像が網膜上に正しく結ばないもの。

感覚器

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出題頻度と問われる部分

出題頻度はやや低いです。

人間が感じる触覚や嗅覚など、感覚器の特徴などが問われます。

過去問と選択肢

出題頻度は低いので、問われる部分もほぼ限られています。

あっさりで良いので、各感覚器の特徴を覚えておきましょう。

皮膚感覚
  • 触圧覚
  • 痛覚
  • 温度感覚

の3種類があり、最も密度が高いのが痛覚である。

※冷感ではない。

嗅覚
  • わずかな匂いを感じるほど敏感である。
  • 同じ臭気については疲労しやすい。
蝸牛
  • 内耳にあり、体の傾きや回転の方向を知覚する。

消化と吸収

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出題頻度と問われる部分

出題頻度はやや高いです。

主に消化に関わる各成分の特徴と働きについて問われます。

過去問と選択肢

学習範囲は広いですが、主に出題されるのは『消化』の部分です。

脂肪とタンパク質の分解・吸収はテキストで読み返す程度で十分ですので割愛します。

ここでは消化に関わる成分を重点的にご紹介します。

リパーゼ
  • 脂肪の分解をするもので、脂肪酸グリセリンに分解する。
  • 絨毛から吸収された後、大部分は脂肪となりリンパ管に入る。
ペプシン・トリプシン
  • タンパク質を分解するもので、タンパク質をアミノ酸に分解する。
アミラーゼ

筋肉

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は高いです。

筋肉の特徴や動きに関わるもの、その他筋肉に関わる成分について出題されます。

過去問と選択肢

『等尺性収縮』は非常によく出題されます。

幅広く出題されますので、それ以外の部分もしっかりと学習しましょう。

筋肉の特徴
  • 筋肉は、神経から送られてくる刺激により収縮するが、神経に比べ披露し易い。
  • 筋収縮とは、グリコーゲンやリン酸化合物などのエネルギー源が必要である。
  • 筋肉中のグリコーゲンは、筋肉の収縮時に酸素が不足すると水と二酸化炭素まで分解されず乳酸となる。
  • 筋肉の活動性肥大とは、運動することで筋肉が太くなることである。筋線維が太くなることであり、「数が増える」という事ではない。
筋肉の仕事の効率が大きい物
  • 筋肉の縮む速さが適当である時。
  • 速い=大きいではない。
等尺性収縮
  • 筋肉の長さを変えたりせずに、外力に対して筋力を発生させるもの。
  • 人が直立する時やVDT作業が該当する。
等張性収縮
  • 荷物を持ち上げたり、収縮時に長さを変えるもの。

睡眠

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出題頻度と問われる部分

出題頻度はやや低いです。

睡眠における身体のサイクルや、その他の特徴などが問われます。 

過去問と選択肢

出題頻度は低く、出題される文言もほぼ決まっているのでポイントを押さえて学習しておけば十分かと思います。

睡眠の特徴
  • 夜間に働いた後の昼間に睡眠する場合、一般に就寝から入眠までの時間が長くなる。
  • この場合、睡眠時間が短縮し睡眠の質低下となる。
  • 副交感神経が活発になる。
  • 体温や心拍数が低下する。
基礎代謝
  • 睡眠中の測定値ではない。
  • 生命活動を維持する為の最小限のエネルギー量のこと。

ホルモン

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は普通です。

ホルモンの種類と特徴が問われます。

過去問と選択肢

どのホルモンについても満遍なく出題される印象があります。

種類は多くはないので、丸覚えしておけば対応できるはずです。

コルチゾール・アルドステロン
  • 副腎皮質
  • 血糖値の上昇と体液中の塩分のバランスに関与する。
パラソルモン
  • 副甲状腺
  • 体内のカルシウムのバランスに関与する。
インスリン
  • 膵臓
  • 血糖値の低下に関与する。
グルカゴン
  • 膵臓
  • 血糖値の上昇に関与する。
メラトニン

ストレス

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は普通です。

ストレスの特徴について問われます。

過去問と選択肢

ストレスに関わる専門用語や特徴を押さえておけば問題ないかと思います。

ストレッサー
  • 外部からの刺激のこと。これによる反応をストレスと呼ぶ。
  • 適度なストレッサーは身体活動の亢進、心理的には意欲など充実感がある。
ストレス反応
  • アドレナリンなどのカテーコールアミンや副腎皮質ホルモンが深く関与する。
  • 個人差がある。

疲労

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出題頻度と問われる部分

出題頻度は低いです。

疲労の種類や特徴について問われます。

過去問と選択肢

出題頻度が極めて低いので割愛します。

テキストをサラッと読むだけでも十分理解・暗記ができる内容かと思います。

最後に

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今回は労働生理についてご紹介しました。

 

前回の『労働衛生(有害業務に係るもの以外)』に比べると、医療的な内容が色濃く出ていたのではないでしょうか。

しかしながら、学生時代などに誰しもが一度は耳にした内容であったり、その部分を若干掘り深めた内容だったりするので、比較的覚えやすく、得点にも繋がりやすい分野だと思います。

 

さて、今回で衛生管理者の試験範囲は全てご紹介しました。

自分の得意な分野、苦手な分野が何となくでもイメージして頂けたのではないかと思います。

個人的には試験内容の全体のイメージと、各分野のイメージが出来れば割と何とかなるんじゃないかな?と思いますw

この資格は国家資格の中では合格率も高く、ある程度勉強していれば以外にすんなり、といった印象があります。

これから受験予定の方や受験を検討中の方などは是非挑戦してみては如何でしょうか(^^)

 

最後に衛生管理者についてや、基本的な勉強方法などの記事も過去にアップしていますので、興味のある方は是非参考にしてください(^^)

www.320life.work

www.320life.work

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