衛生管理者の試験対策。合格率を上げる勉強方法について。

幅広い分野で需要がある衛生管理者。

事業所の規模や従業員数により、法的に配置義務が定められているため、個人的に取得を目指している方や会社からの指示で受験予定の方など、衛生管理者の資格取得を目標にされている方は多くおられるかと思います。

衛生管理者の受験に際して、

  • 試験に一発合格したい。
  • 過去に不合格となったが再度受験する。
  • 上司から受験の指示があり困っている。
  • 具体的な勉強方法が解らない。
  • 過去問の必要性について知りたい。

といった方は必見です。

今回は第一種衛生管理者の試験対策として、私がお勧めする具体的な勉強方法をご紹介してゆきます。

※勿論、第二種衛生管理者の試験対策としてもご覧ください。

衛生管理者の合格率

以前の記事でも述べましたように、衛生管理者の試験の合格率は40%以上となっており国家資格の中では合格率が高い資格となっています。

ただし、労働基準法などの専門知識も問われますのでしっかりと対策を講じないと不合格となります。
何にせよ、日頃の地道な積み重ねが重要ということですね。

衛生管理者のテキストと過去問

私が試験勉強に際して使用したテキストと過去問は、著者が加藤利明さんの物となっています。
多くの通販サイトのランキングで上位に上がっているのですぐに見つけられると思います。

テキストと過去問の著者が同一人物であるメリットは、解説の部分で混乱する事なく勉強が捗る事だと思います。

勉強の時間と期間

私の場合は福祉業界に従事しているので第二種衛生管理者が適応されるのですが、第一種衛生管理者にて出題される有害業務についてベースがあった為、第一種衛生管理者を受験しました。

出題範囲は第一種衛生管理者の方が広いので、その分勉強する量は多くなりましたが、さほど時間と期間は長くは感じませんでした。

勉強の時間

1日1時間です。

集中して勉強時間を取るのは1時間、それ以外には少し空いた時間を活用してテキストや過去問に触れる程度を意識していました。

ポイントは勉強以外の時間に、勉強した内容を簡単に思い出す様にすれば更に効率は上がります。

勉強の期間

ちょうど3ケ月です。

最初の1週間はテキストをさらっと読みます。
衛生管理者に必要な知識を何となくイメージ出来る程度で良いので、まずはテキストを一通り読みましょう。

その後は過去問を解き、過去問を纏める事に集中しましょう。

具体的な勉強方法

私が行った勉強は大きく分けて3つです。
この3つを順番に行う事で、試験内容の把握と試験本番で選択肢を適切に選ぶことが出来る様になりました。
私は衛生管理者以外にも国家資格や民間資格を多数所持していますが、全て同じスタンスで一発合格をしています。

手順としては

  1. テキストを読み込むインプット
  2. 過去問を解くアウトプット
  3. インとアウトを纏める

この順で行います。

①インプット

まずはテキストを一通り読みます。
目的は衛生管理者の試験に出題される内容をざっくりでも良いのでイメージが出来る様になることです。

衛生管理者の試験に関わらず「過去問から手を付けるのが最短!」と言う人もいますが、そこは人それぞれです。
私は根拠がしっかりと理解できていないと動きが悪くなるタイプなので、まずは土台固めをする様にしています。

テキストには各分野、各項目ごとに重要ポイントや出題傾向、解説などが記載されています。
その中に要点を絞った過去問もありますので、是非挑戦しましょう。

正解であろうが不正解であろうが、まずは僅かな情報でも良いので
少しでも記憶に残すことが重要です。

②アウトプット

テキストを読み終えたらいよいよ過去問に触れてゆきます。
過去問の取り扱いや勉強に対する姿勢はここから本格的に集中して行います。

ここで過去問に触れる意味を少しお話します。
必要な知識を覚える事がインプットとすれば、アウトプットとは

自分の知識を適切に表現することなのです。

この「適切に表現」の部分をもう少し具体的に説明します。
これは
4つの選択肢の中から正解となる文章を見極めれる様になる事。
言い換えると
相手の欲しがっている言語で表現できるか?という事です。

表現や解釈は試験問題そのものにあるのです。
ですから、自分なりの表現や解釈では折角得た知識も役に立たないのです。
衛生管理者の試験に限らず、この部分で資格試験に合格できないといった人を実際に数多く見てきました。
そう考えると、過去問は共通言語を導き出す虎の巻だと考えてもらっても過言ではありません。

さて、肝心の過去問の進め方としては、

  1. 1クールを一度全て解く。
  2. 間違えた部分正解でも自信が無かった部分をチェックする。
  3. チェックした部分を書き纏める。

この3つの手順を踏んでください。

1クールが終われば次のクールに進んでください。

勘が良い人はこの時点で気付くのですが、衛生管理者の試験問題は

同じ文言が使い回されている事が多いのです。

最初は丸暗記でも良いです。

後々、正解・不正解を感覚で見抜ける様に必ずなります。

過去問は自分の弱点が露骨に表れるので気落ちする事も多々ありますが、繰り返し問題に触れる事で着実に自分はレベルアップしている!と意識して下さい。

③インとアウトを纏める

私が試験勉強で一番集中し、力を注ぐ部分がこの「纏め」となります。

この纏める作業の目的としては、

自分で最小限のテキストを造ることと意識して下さい。

これが出来れば試験当日にテキストと過去問を持ち歩く必要は無くなります。

それでは具体的な纏め方をご紹介してゆきます。

過去問のまとめ

これから行ってもらう作業は、画像の様に

  1. 過去問全てから、各分野ごとに過去問と解説っを1セットとしてを分ける。
  2. 出題された過去問から、出題頻度をチェックする。
  3. 問題と正解部分を纏める。
  4. 重要部分をマーカーする。

この4つです。

こうする事で、情報量を最小限に抑える事ができ、自分にとって見易く理解し易くなるのです。
非常に地道な作業ですが、効果はお約束します。

纏めの例として、以下の表をご覧ください。

過去に出題された問題 過去に出題された頻度 該当/非該当 作業内容 有資格者
作業主任者の選任義務があるもの 2回 該当 酒類を入れた事のある貯蔵炉の内部作業 酸素欠乏作業主任者
    該当 飼料貯蔵の為のサイロ 酸素欠乏作業主任者
    該当 硫酸を用いる作業 特定化学物質作業主任者
    非該当 特定化学物質を用いる試験作業  
      潜水業務  
      セメントの袋づめ  
      強い騒音場の作業  

一覧表の様式の好みは人により様々ですが、ポイントは
ひとつのお題を細分化して掘り深めて暗記することです。
また、気になる部分や重要な部分はマーカーをするなど、一工夫しても良いでしょう。
この方法で過去に出題された問題と出題傾向の把握が出来ます。

諄いようですが、非常に地道で一番時間を要するところとなります。

しかしながら、効果は絶大です。(私の場合ですw)

弱点のまとめ

前項でお話した過去問の纏めと同じ要領で、

  1. 自分がよく間違う部分
  2. 正解はするが自身がない部分

の2つを纏めます。

出来れば自分の苦手分野に触れたくない、といった気持ちは解りますがこれも非常に重要となります。

これが完成すると自分の弱点が一目でわかります。

そうする事で弱点であった部分が強みに変わる事もあるからです。

勉強に一工夫

試験勉強に際して一手間を掛ける事で効率アップや得点アップに繋がります。

どれも簡単にできますし、空き時間を活用する事にも繋がりますのでお勧めです。

実際に自分で読み上げる

過去問と弱点でまとめた部分を読み上げます。

ポイントは誰かに説明しているつもりで行ってください。

こうする事で驚くほど情報の整理が出来ますし、アウトプットの練習になります。

自分で喋る・聞くを繰り返す事でインプットの練習にもなります。

実際に誰かに聞いてもらっても効果は高いので是非試してください(^^)

重要部分は青でマーカー

人間が一番覚えやすい色は青色らしいです。

重要な部分や自分の弱点・課題の部分は青でマーキングする様にしましょう(^^)

試験を終えた後の後悔

私は以上の方法を繰り返し、第一種衛生管理者を一発合格する事が出来ました♬

しかしながら、試験直後に感じた事は

絶対落ちたで( ;∀;)

だったのです。

理由は過去問に頼り過ぎていたからです。

試験開始後、暫くして異変に気付きます。

それは過去問にない問題が数多く出題されていたからなのです。

結果的に合格していたので良かったのですが、余裕を持って受験するには試験勉強では更に努力が必要だと感じたのです。

以下は私が試験勉強で迂闊にも怠っていた部分と、そのポイントをお話してゆきます。

テキストを振り返る

過去問に出題されていた問題は全て網羅した気でいましたが、最後にテキストを纏める余裕が必要だと感じました。

試験本番には過去問には出題されていない問題が3分の1ほど出題されていたので、

  • 過去に出題されていない部分の学習
  • 過去問での出題頻度が異常に低い問題の学習
  • テキストに掲載されている問題に触れる

以上3点が必要だと感じました。

試験当日は、よく言われる

え?ここ出んの?( ゚Д゚)

な状態でした💦💦

インターネットで過去問に触れる

市販されている過去問には実は盲点があります。

それは数か月前の過去問が掲載されているからであり、つまり本当に直近の過去問ではないからなのです。

書籍だけではどうしても最新の情報収集は限界があります。

ですので、インターネットやSNSを活用し出来るだけ直近の過去問と解説に触れる事が合格率を上げる手段となります。

講習会に参加する

自分一人での勉強では心もとなかったり限界がある様に感じる方もおられるかと思います。

そんな場合はインターネットで「衛生管理者 講習会」など検索してみましょう。

それなりのお値段はしますが、誰かに直接教えてもらえる事も非常に効率が良いと思います。

近畿での例を上げると、講習会は大阪などの都心部が開催頻度が高い様ですね。

最後に

私は何とか第一種衛生管理者の試験を一発合格する事が出来ました。

が、試験直後は正直諦めていました💦

ですので、合格通知を受け取った時の嬉しさときたらもうwww

今回は私がお勧めする勉強の方法をご紹介しましたが、十人十色という言葉もある様に事の良し悪しは人によって異なります。

言い換えると今回は自分の勉強の型と表現した方がピンときますね。

闇雲に物事を繰り返すのではなく、自分の行いを振り返り改善点を見つけ出した結果、今回お話した方法で落ち着いています。

何にせよ、今回の記事がこれから衛生管理者をはじめ様々な資格試験の勉強に取り組んでいる人や、これから勉強に取り掛かろうとしている人にとって何かの力になれれば嬉しく思います。

また、そもそも衛生管理者の資格とは?と疑問をお持ちの方はこちらの記事も是非参考にしてください。

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